集中力不足=環境選び不足?作業場所を複数持つことのススメ
今、このブログを近所のマクドナルドで更新しています。
家でやればいい話ですが、僕は集中したいときはあえて家でやらないようにしているのです。
マクドナルドで作業したくなるときはどういう時か。
それは、ご飯やお風呂を早めに済ませたときです。
そういう時は時間を持て余して、YouTubeでお笑いの動画などを見て無駄に過ごしがちなので、その危険を察知したらすぐに家を出るようにしているのです。
(最近東映のYouTubeチャンネルが、過去の仮面ライダーの放送を無料配信しているので、ついつい見がちですが。笑)
www.youtube.com
そんな感じで、僕は複数の作業場所を持っています。
それぞれちゃんと理由があり、自分の体調や気分としっかり向き合って決定しているのです。
作業スペースを複数持つようにしてから、インプットとアウトプットが途切れないようになった気がしています。
今回は、僕の複数の作業場所の持ち方を紹介し、複数持つことのメリットを説いていきます。
どんな場所でやっているの?
僕の現時点での分け方を書いてみます。
- 会社
- 会社近くのカフェ
- 都内のカフェ(主に渋谷のBOOK LAB TOKYO)
- 家
- 家の近所のマクドナルド
大きくわけてこの5つです。
どのように使い分けているのか、一つずつ紹介します。
- 会社
いわずもがな、僕が現在勤めている会社です。
基本的に月~金で出社し、主に自分の居場所となっているところです。
取材時やリモートワーク時以外は、基本的にここにいます。
(場所は教えませんけどね。)
- 会社近くのカフェ
仕事中に、突然「カフェ行ってきます」と言って行方をくらませることがあります。
オフィスの居心地が悪いわけでも、仕事をサボりたいわけでもなく、ちゃんとした理由があるのです。
それは、「他の情報をシャットアウトして取り組みたい時」です。
電話や社員同士の会話、ちょっとした書類のやり取りなど、今まさにやっている業務に関係ない情報が入ってくる可能性を消したいときによくカフェに逃げ込んでいます。
職場近くのカフェに行ってやる業務は、大きくこの2つ。
ライターさんから納品された原稿の編集、そして僕自身の原稿執筆。
いわゆる、クリエイティブな仕事をするときは、申し訳ないですが他の社員とは思いっきり距離を取らせてもらっています。
(もちろん、皆理解してくれています。)
想像力を掻き立てたいとき、一つの原稿に連続して向き合いたいとき、電話一つや会話の一言で中断されると結構ストレスになるんですよね。
だから、そのストレスを感じずに済むように、カフェに逃げ込むという選択を取っています。
ちなみに、その時行くのが「珈琲所コメダ珈琲店 新宿御苑前店」です。
小豆入りのコーヒーが珍しくて結構好きです。
www.komeda.co.jp
そしてたまに、入場料200円を払って新宿御苑の中で原稿を書くときもあります。
さすがにもう寒くなりましたが、日差しを浴びながら仕事をしていると、体温が上がり頭の回転が速くなります。
外でやるのもおすすめです。
- 都内のカフェ(主に渋谷のBOOK LAB TOKYO)
これは主に休日の話です。
予定がない限り、休日はどこかのカフェにいます。
予定はある場所の近くでやったり、ない時は渋谷のBOOK LAB TOKYO(http://booklabtokyo.com/)を本拠地としています。
休日にカフェに入り浸る理由は、まとまった作業時間を確保したいため。
平日の仕事終わりではなかなかできないようなこと(例:長文のブログ、進行中のプロジェクトの計画作成等)を、まとまった時間を確保してやっているのです。
僕と同じような考えでカフェにいる人もすごく多いので、赤の他人なのに勝手に刺激を受けて粛々と作業をしています。
- 家
家は、基本的には羽を休める場所にしているつもりです。
が、急に何かをひらめいた時などは家で作業しています。
お風呂に入っているときなどに、色んなことにひらめくことも多いですよね?
僕も例に違わずお風呂でアイデアが降ってくることが多く、それをすぐアウトプットするときは家でやるしかありません。
主に、図解をひらめくときは家でやっています。
図を作成し、Instagramに投稿するまで30分ぐらいで完了するので、降ってきたアイデアをさっと形にしたいときはお風呂後に家で作業するのがオススメです。
www.instagram.com
www.instagram.com
- 家の近所のマクドナルド
これは、僕にとって大きな切り札です。
アイデアが降ってきてどうしてもアウトプットしたいけど、時間がかかりそう…。
今日中にやっておきたいことがあるけど、家だと集中できなさそう(YouTube見ちゃいそう)…。
そんなときは、恥ずかしくない程度の服装にさっと着替えてさっとマクドナルド。
アイスティーSを100円で購入するだけなので、100円で集中できる場所を買えたと考えると大変価値高い。
マクドナルドの最大の利点は24時間営業であること。
自分が作業したいと思ったとき、いつもマクドナルドは温かく迎え入れてくれるのです。
(ちなみに、アイスティーしか頼まないので、客単価最低の客です。)
深夜のマクドナルドは、客層が結構面白いのでその観察も楽しんでいます。
僕のようにPCでカタカタ作業している人、おしゃべりしている友達やカップル、何もしていない人(!)、など。
それぞれの人間模様が垣間見えて、面白い時間の過ごし方です。
そして、すでにお風呂は済ませていることが多いので、気が済んだら帰って歯を磨いて寝るだけ。
なんと効率が良いのでしょう!
引っ越しを考えているクリエイターさんは、近所にマクドナルドがあるかどうか確認してもいいかもしれません。
なぜ場所をわけるの?
そもそもの疑問ですが、なぜ5つも場所を使い分けているの?ってことですよね。
それは単純に、パフォーマンスが最大化する場所はケースバイケースだからです。
仕事をしていて「なんか集中できないなー」って時ありませんか?
僕もよくあります。
人間は集中力が持続しないようにできているので、それは仕方ないこと。
だから、同じ場所で集中力が復活するのを待つぐらいなら、さっと場所を変えたほうが心機一転集中できる可能性が上がるのです。
人間は、思ったより外的要因に左右されます。
隣に置いてある領収書が気になったり、近くの人の話声が自分の書く文章に出て来てしまったり、壁がチカチカして思わず目を向けてしまったり。
だから、集中できないのは、自分の集中力不足ではなく外的要因を遮断していないからとも言えます。
集中し直すのは、同じ景色を見ていては多分無理です。
外的要因を変えることが求められます。
だから、「無理だ」と思ったらすぐに場所を変えられるよう、複数場所を持つことをススメます。
どんなメリットがあるの?
もうおわかりかと思いますが、自分自身のパフォーマンスが持続する可能性が高まります。
「どんな状況ならどの場所が適している」と理解していて、そのとおり選択していれば、パフォーマンスが低下したままで仕事をすることがなくなるのです。
それだけではなく、複数の場所に行くことで複数の種類のインプットが生まれ、自分の脳に常に新たな刺激が与えられます。
違う場所に行けば違う人がいて、違う種類の会話によって自分の視野の拡がる機会を確保できるのでしょう。
実際、僕も取材に行って、カフェで作業して、会社に戻ってまた作業…、みたいな日が一番集中できている気がします。
逆に、自分のデスクにずっと座っているときは最悪です。
以上のことから、複数の作業場所を持つことをオススメしますが、まずは色々試してみるといいでしょう。
色んな場所に行くことで自分の好みが段々わかり、お気に入りの場所も見つかると思います。
そして、最も大事なのが「自分の内なる声」と徹底的に向き合うこと。
集中できるできないは、正直直感でしかありません。
だから、「ここでやるこの作業が好き!」とか「ここだとこれが捗る!」など、自分の内なる声に耳を澄ませて本拠地を作っていくことが求められるのです。
作業スペースを複数持つことは、自分と向き合うことにつながる。
自分のパフォーマンスを最大化する場所をたくさん見つけるため、自分の内なる声を意識して環境選びをしていきましょう。